3. 金融資産運用
⑬ポートフォリオとデリバティブ取引💡 ポートフォリオ運用の基本
ポートフォリオとは、所有する資産の組み合わせのこと。
複数の資産に分けて投資することでリスクを減らす方法を「ポートフォリオ運用(分散投資)」と呼ぶ。株式・債券・預金など、異なる値動きをする商品に分けて投資するのが鉄則と言われている。
🥚 超有名格言「卵は1つのカゴに盛るな」
冷蔵庫の卵を1つのカゴだけにまとめて入れておくと、そのカゴを落としたら全部割れて終わってしまう。でも、いくつかのカゴに分けて置いておけば、1カゴ落としても他の卵は無事で被害が少なくて済む、という大原則。
また、似た言葉で「アセットアロケーション」がある。これは投資資金を国内株式、国内債券、海外債券、不動産などの複数の異なる資産(アセット)に配分(アロケーション)して運用することを指す。
💡 期待収益率の計算
ポートフォリオ全体の期待収益率は、それぞれの資産の収益率を、投資割合で「加重平均」して計算する。計算方法はとてもシンプルで、それぞれの「予想投資収益率 × 投資割合」を出し、それを足し合わせるだけでOK。
💡 リスク低減効果と相関係数
投資においてのリスクとは「不確実性(ブレ幅)」のことをいう。損することだけでなく、予想より大きな利益が出ることもリスクに含まれる。
2つの資産の値動きの連動性を表す数を「相関係数」といい、-1 から +1 の間で表される。試験に出る重要ポイントをまとめた。
| 相関係数 | 値動きの連動性 | リスク低減効果 |
|---|---|---|
| +1 | まったく同じ値動きをする | 効果なし(分散する意味がない) |
| 0 | お互いの値動きにまったく関係がない | 効果あり |
| -1 | 真逆の値動きをする | リスクを一番抑えられる! |
※相関係数が「-1」に近づくほどリスク低減効果が高くなる。また、「+1以外」であれば多かれ少なかれリスクを抑える効果がある、という点が試験の引っかけ対策として重要。
💡 デリバティブ取引(金融派生商品)とは
株式や債券などの元の金融商品から派生して生まれた、少し特殊な取引のこと。主に価格変動によるリスクを避ける(ヘッジする)ために使われる。代表的な2つの取引のイメージをまとめた。
❇️ 先物(さきもの)取引 ➔ 【買う・売る「義務」がある】
将来の特定の日に、あらかじめ決めた価格で「買う」または「売る」ことを約束する取引。価格が上がっても下がっても、約束した価格で取引しなければならない義務が生じる。
「来月、お米が値上がりしそう」と思い、お店に「今の3,600円で来月も売って!」と予約。
来月5,000円に値上がりしても3,600円で買えるのでおトク✨
反対に、2,500円に値下がりしても3,600円で買うことになるため「予約しなきゃよかった…」となるリスクもある。
❇️ オプション取引 ➔ 【売買する「権利」の取引(放棄OK)】
将来の特定の日に、あらかじめ決めた価格で「買う権利」や「売る権利」を売買する取引。先物と違ってあくまで「権利」なので、自分に不利になったら権利を放棄してもいいのが特徴。
大人気の限定バッグ(2万円)を買うための「整理券」を3,000円で購入。
来月バッグがプレミア化して10万円になっても、整理券があるので2万円で買える!
逆にバッグが不人気で1万円に値下がりした時は「整理券を捨てる(放棄する)」ことができる。
この場合、損するのは最初に払った整理券代(3,000円)だけで済む。
💡 オプションの種類と覚え方
オプション取引で売買される権利には2つの種類がある。ここは試験で逆になって出やすい鬼門ポイント!
- コール・オプション:買う権利のこと
- プット・オプション:売る権利のこと
✨ 絶対忘れない覚え方
- コール(call):店員を「呼ぶ」 ➔ 買う権利
- プット(put):そこに荷物を「置く」 ➔ 売る権利
少しずつ、コツコツ頑張ります!
まとめページに今まで勉強したことをまとめています。よろしければ覗いてみてください😊👇
これまでの詳しい勉強記録は、
こちらのまとめページにストックしています。
💡 のんびりお勉強メモ:
このノートは管理人の個人用の学習ログです。できる限り正しい情報を心がけていますが正確性を保証するものではありません。実際の投資判断等はご自身で慎重にお願いいたします😊(詳しくは まとめページの免責事項 をご覧ください🍀)
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